うつ病の勉強会

昨日は、大阪精神科診療所協会の市民講演会で『うつ病について』に参加してきました。

大阪府の精神科・心療内科の数は250〜260もあるそうです。
だけど、心の調子がおかしいと思っても、まず初めに行くのが、内科。
女性だと更年期を疑うので婦人科へ行く人が多いそうです。

WHOによるうつ病の有病率は、世界人口の3〜5%。
日本(平成14年)では、既往率が7.5%。
受診率は25%にしかならないそうです。

ちなみに、心療内科とは『ストレスからくる体の不調を治す』とこだそうで、ちゃんとした病院での心療内科は、大阪は関西医大のみだそうです。

高血圧や糖尿病など、体の不調からうつ病になる人も多く、また、不登校や職場不適応などの背景にもうつ病が隠れているケースがあります。
インフルエンザやピルやステロイドなどでもうつが引き起こされることがあります。

性格で言えば、循環性格・執着性格・メランコリー親和型性格の人がうつ病になりやすく、この性格の人に何らかのストレスがかかるとうつ病になります。

うつ病にアルコールは禁忌で、自殺しやすくなる傾向があります。
うつ病→アルコール依存になるのが1次性うつ病。
アルコール依存→うつ病になるのが2次性うつ病と言います。

うつ病=不眠とよく言われますが、うつ病の睡眠障害は寝入りは良く、中途覚醒・早朝覚醒が問題になるのが多いです。
(私は、入眠障害もひどかったけどなぁ…)

うつ病の家族としての対応ですが、うつ病は脳の神経伝達物質の機能障害なので、気の持ちようでは何も変わらないことを良く理解してください。
家族のサポートや理解がないほど、病気は長引きます。
家族は、身体疾患と同様の関わり方で対応してあげてください。
そして、家族自身が、うつ病治療に焦らないこと。
患者自身が焦っている時は、家族がブレーキをかけてあげましょう。
患者の様子を客観的に見て本人に伝えるのも効果的です。

うつ病は、頑張るとますます悪化します。
何も出来ない自分にイライラし『動かねば』と思いがちですが、無理して動くのは逆効果です。
自然に動きたくなるまでじっとしていることが治療法です。

うつ病は、思考力の低下が言われており、治療が済むまでは人生の大決断を絶対してはいけません。
うつ病の時の自分は、本来の自分ではないのです。

年間の死者数で見ると、交通事故死は8000人程度に対し、自殺者は3万人。
そのうち、心の病気だったのが7割を超える。
うつ病による自殺は、単なる自殺ではなく、ある意味病死とも言えるそうです。

心に残った先生の言葉・・・
・病を憎んで、人を憎まず。
・元気は出すものではなく出てくるものである。
・うつ病は、心の風邪ではなく、心の肺炎である。
 こじらせると命取りになる病気である。
・家族の自己犠牲は、患者に余計に負担をかけるため厳禁である。
・患者や家族お互いが、気を遣いすぎない環境を心がける。
・アサーション(自己主張)と笑顔で、上手に患者に感情を伝えること

などなど勉強してまいりましたw
メモ書きそのまま日記にしただけ(笑)

でも、レジュメがあるわけじゃなく、スライドでの説明だったし、スライドの移動が早すぎてなかなかメモ取れなかった(汗)
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